【博士卒が企業研究者になって苦労したこと】労働生産性をどう上げるか

社会人

こんにちは。たぐちです。

今年の元旦から始めた京大卒の友人にインタビューしてみる企画の第3弾。

今回のテーマは『社会人になって一番苦労したこと』です。

いろんな業種のいろんな職種に就いた友人がいるので、彼らの苦労した経験とそこからの学びを聞いてみてみんなで共有したいと思います。

今回はメーカーで研究職をしているMKです。

「生産性向上」に関する話しで、多くの人に共通する部分があると思うので最後まで読んでみてください。

大学では長時間研究していた

たぐち
たぐち

社会人になって1番苦労したことって何?

MK
MK

研究業務にあまり時間をかけられないことかな。

たぐち
たぐち

大学の時は長時間やるのが当たり前だったもんね。どれぐらい研究室にいたんだっけ?

MK
MK

だいたい月曜~金曜は9時半~24時、土曜は9時半~19時位だったかなぁ~。

MKは当ブログメンバーの中で唯一の博士課程卒です。

学部・修士課程を合わせて6年間大学で研究生活を送ってきました。

大学での研究生活のイメージがつかない人も多いかと思いますか、研究室によってはとてもハードなところもあります。

MKの研究室も長時間研究するのが当たり前という文化があったようです。

朝9時半から日付が変わるまで研究をすることも日常茶飯事で、休みも日曜日しかありません

それでいて給料がもらえるならまだしもお金を払って通っているわけです。

学生なので労働基準法は当てはまりませんが、残業時間に換算すると180時間超です。

過労死ラインの2倍以上ですね。

(参考:残業200時間の異常性!この状況で起こる問題や違法性も解説

残業200時間の異常性!この状況で起こる問題や違法性も解説 | リーガライフラボ
皆さんの残業時間は月何時間ですか?残業時間(時間外労働)が月200時間にも上る場合は、要注意です。働きすぎで体を壊したり、最悪の場合、過労死するリスクも高くなります。残業200時間の場合に起こる問題や違法性について、弁護士が解説します。アディーレ法律事務所がお届けする「あなたの法律のお悩み一発解決サイト」リーガライフラ...

そういう意味ではそこら辺のブラック企業の比にならないくらい長時間の研究を日常的にしていたと言うことになります。

ただそれが悪いと言うわけではありません。

MK自身もそのこと自体に不満があったわけでは無いようです。

自分の意思で進学しているのでそれが当然と感じていました。

加えて、研究成果を出したいという思いで自ら長時間研究をしていたとのことです。

そのような生活を送った後に大学を卒業し、いざ企業で研究を始めると状況が全く違っていてそこに苦労があったようです。

生産性をどう上げるか

たぐち
たぐち

企業に入ったらそんなに長時間研究させてもらえないもんね。

MK
MK

そうなんよ。大学の時は力技でどうにかなってたけど、それは法律で禁止されてるからな。

企業の立場として労働基準法を遵守し、遵守させなければならないため、大学の時のように時間をかけて成果を出す方法はとれません。

とは言え自分の成果や将来のためには仕事量は多いに越した事はありません。

そこで「いかに実験時間を確保するか」を考え、「実験以外の時間を可能な限り削減しよう」と工夫をしているそうです。

その内容を一部紹介してくれました。

すぐに質問する

入社当時は調べものに多くの時間がとられてしまい、望むような実験時間が確保できていなかったそうです。

しかし、入社1年目の時の上司が「論文は自分で読むよりも読んだ人に聞く方が早い」というスタンスの人でその考え方が参考になったとのこと。

その話を聞いてからは、ちょっとした疑問でも経験豊富な先輩方へ質問することへのためらいがなくなり、効率的に知識を得られるようになったようです。

ただ、流石にその上司のように論文を全く読まないというわけにはいかないとのこと。

自分で論文を読み込むのも大事だと思う一方で、それも確かに一理あるなと感じました。

会議資料を作りこみすぎない

大学の時の報告資料と言えば真っ先に思い浮かぶのが『学会のプレゼン資料』です。

これは一般向けに発表する内容なので、スライドの構成や体裁を時間をかけて作り込むのが普通でした。

一方、企業の進捗会議などでは社内どころかチームのメンバーにしか見せないので細かく作り込む必要はありません。

「最低限の内容がしっかり伝わるような資料」をいかに時間をかけずに作るかを意識して生産性向上につなげているとのこと。

とは言え、どうしても時間をかけて作り込んでしまうと言う人もいると思います。

そういう方は、過去の記事が参考になると思うのでそちらを合わせて読んでみて下さい。

60点で提出しろ
よく言われる話と思いますが、「60点で提出しろ」ってのは大事と思います。...自分の思う100点が上司やお客さんの思う100点と一致しているとは限らな...

最初にバックアッププランを準備しておく

実験・研究はうまくいかないことが多いです。

事前に調査をして、よく考えて「こうやればうまくいくはずだ」と言う思いで始めたとしても、予想に反する結果になることが普通だと思います。

そういう時に、「もし失敗したらその次はどうするか」を事前に考えておいて、すぐに次の実験に取りかかれるように準備も終わらせておくことが有効です。

この準備を怠ると「次の実験をするために必要な材料が届くまでに何日もかかる」と言うことになりかねません。

「失敗してほしくない、上手くいって欲しい」という思いは一旦無視して、失敗したらこうしようと考えておくべきと思います。

たぐち
たぐち

研究業務以外にも役に立つね!

複数の目的で実行する

MKに聞いた話はとても役に立つ話だなと思いました。

別の視点で僕が1つ挙げるとすると「一つの業務を複数の目的で実行する意識」が大切だと思っています。

例えば、今やっている研究は目の前の課題を解決するためにやっているわけですが、それを「誰が読んでもわかる形にちゃんと報告書として残す」ことで、周りの人への説明にもなるし、将来入ってくる後輩の指導にもつながります。

長い目で見ると職場全体の業務効率化につながると思っています。

たぐち
たぐち

他にも、社員同士の交流のためだけにイベント開くのはもったいなくて、協力しないとできない仕事を作って一緒にやるとか良さそう!

業務効率化の効果

たぐち
たぐち

いろいろやってみて結構うまくいったの?

MK
MK

評価が難しいから何とも言えないけど、上司からは周囲よりハイパフォーマーとは言ってもらえたよ。

実験時間の確保のためにそれ以外の時間を極力減らす工夫をしてきたことで、一定の成果は出ているようです。

一部、上司から言われたことを実践していることもありますが、それ以外は自分なりに仕事を進めながら試行錯誤しているとのことです。

僕自身も研究職なので共通している部分があるのですが、研究開発業務は明確な期日がなかったり、納期に追われることが少ないです。

そのため仕事量を減らそうと思えば比較的容易に減らすことができ時間にゆとりを作る事は難しくないと思います。

その中で自らを律して生産性を上げ、成果につなげる姿勢は学びたいところだと感じました。

 

今回話してくれたMKに色んなテーマでインタビューして記事を投稿していきます。

MKの記事一覧はこちら

mkのインタビュー記事
「mk」の記事一覧です。

また、今回と同じテーマで他の人にもインタビューしますので、他のメンバーの話はこちらを御覧ください。

社会人になって一番苦労したこと
「社会人になって一番苦労したこと」の記事一覧です。

 

育児・教育の話だけでなく、社会人になってから感じていることや学んだことについてもインタビューしていて、皆さんの参考になると思う内容を毎日投稿しています。

今後とも宜しくお願いします。

それではまた!

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