【我が家の教育】絵本読み聞かせで関数を学んだ

育児・教育

こんにちは。たぐちです。

「京大卒社会人の友人にインタビューしてみる企画」の11個目のテーマ『我が家の教育』です。

今回答えてくれたのは京大理系学部卒で、現在ITコンサル企業で働いているみなと君です。

みなと君は小さい頃に絵本の読み聞かせをしてもらう中で、”関数”の概念を学んだという話をしてくれました。

これだけ聞くとよくわかりませんが、詳しく話を聞くと親も子どもも読み聞かせを楽しめる方法で、自分の育児にも取り入れようと思える内容でした。

是非最後まで読んでみてください。

絵本の内容の一部をオリジナル要素に変える

たぐち
たぐち

みなと君の家の教育ってどんなだったの?

みなと
みなと

特殊だと思うことで言うと、親に絵本の読み聞かせをしてもらってたんですけど、その中で”関数”を学びました。

たぐち
たぐち

なにそれ!?そんなことできるの?詳しく聞かせて!

みなと君は小さい頃に、何度も繰り返し絵本の読み聞かせをしてもらっていたそうです。

子どもとしては何度も同じ絵本を読んでもらう中で、言葉を覚えたり色んな発見があるそうですが、親は何度も読むのは退屈です。

そこで親御さんのアイデアで話の大筋はそのままにして、一部を別のものに変えるという工夫をして楽しませてくれたとのこと。

例えば、「桃太郎」の話では川から流れてくるのは「桃」ですが、そこを「みかん」に変えて「みかん太郎」の話にしてみたり、「川から流れて」くるのではなく「山から転がって」きたり・・・

割ってみたときの「パカッ」という音を変えたり、従者の「犬、猿、雉」を別の動物に変えたり、退治する「鬼」を別のものに変えたり・・・。

読むたびに内容が変わって、いつも新鮮な気持ちで絵本を楽しむことができます

加えて、最初は親御さんが考えてオリジナル要素を加えてくれていましたが、慣れてきたらみなと君自身が考えるようになりました。

「川から流れてくるのは何かな?」とか「割ったらどんな音がするかな?」とか「猫はどういう戦い方かな?」とか。

子どもとしてもストーリーに参加できて楽しいし、自分で考えるので想像力が膨らみそうです。

僕自身も子どもに毎日絵本を読み聞かせていますが、暗記するほど何度も読むことになるので楽しくないし眠くなってしまいます。

子どもと一緒にオリジナルストーリーを作るのは楽しそうなので取り入れてみようと思います。

絵本読み聞かせで関数を学んだ

たぐち
たぐち

その読み聞かせのやり方面白いね!

みなと
みなと

気づいたら”F太郎が動物a,b,cを連れてVヶ島にVを倒しに行く”ってパッケージができてたんですよ。これが関数みたいなものだと後から気づきました。

絵本のストーリーの一部をオリジナル要素に置き換えて、その要素に連動してストーリーの別の要素が変わっていくという遊びを繰り返す中で、ある程度の”型”が出来てきました。

桃太郎の話をベースにして、”F太郎が動物a,b,cを連れてVヶ島にVを倒しに行く”というストーリーの大枠が出来あがりました。

そして、その日の気分に合わせてパラメータF、a、b、c、Vを決めてその都度その日のストーリーを完成させる遊びになっていたようです。

ここで言うストーリーの大枠が関数で、パラメータが変数と解釈できます。

親御さんが意図してやっていたわけではないようですが、後になって考えてみると結果的に関数に変数をあてはめることを幼いながらに学んでいたようです。

そのおかげか元々素質があったのかは分かりませんが、みなと君は物理や数学が好きで京大に進学することになります。

物理は、”ほんの少しの方程式だけであらゆる場面で起こる現象を説明できる”という明快さがあります。

もしかしたら、「F太郎」のエピソードを楽しんだ経験が巡り巡って物理好きに繋がったのかも知れません。

限られた脳のリソースで新しい価値観を理解する

たぐち
たぐち

複雑な現象を紐解いていくとシンプルに表現できることの面白さは分かる!

みなと
みなと

覚えることが少しで良いですからね。同じ理由で新しい価値観とか考え方を覚えるときに既存のものの”類推”で考えるっていうのをよくやってます。

ものごとを考える時、自分の立場からだけでなく他の人の立場からも考えたり、現在のことだけとして考えるのでなく未来でも同様に起こるのかを合わせて考えたりと、多面的に考えることは重要です。

とは言え、現代では世界中の出来事に関する情報に手元のスマホから簡単にアクセスできるようになり、人の価値観も多様になってきています。

そのため、あらゆる出来事をあらゆる立場から考えることは困難です。

その中でみなと君は、新しいものを見たときに既に知っているものと類似している点を見出して、新しいものを理解する労力を減らしているとのことです。

例えば、”法律婚と事実婚の差異”については”パッケージ旅行と個人自由旅行の差異”と同じだと解釈しているそうです。

2021年の衆議院選挙で争点の1つとなった”選択的夫婦別姓”に関連して、「法律婚でなくても事実婚で良い」という議論もよくなされていたと思います。

法律婚は”子どもの親権”や”離婚時の財産分与に関すること”などについて、法的なバックアップを受けられるというメリットがある一方で、”夫婦別姓を選択できない”といった法律に縛られるデメリットがあります。

しかし、法律婚のメリットの多くは”事前に契約を結ぶ”ことで解決できることが多いです。

民法よりも契約が優先されるため、親権や財産分与については契約を結んでおくことで法的なバックアップを必要としないことが可能になります。

とは言え、結婚する際に離婚時のことを議論して契約書類を準備し、双方の合意の元に署名するといった”面倒な手続き”をしたくないのが普通です。

この”面倒な手続きを省略する”ためにある程度のルールをパッケージにして準備しておいてくれるのが”法律婚”だと言えます。

そう考えると、移動手段やホテル、タイムスケジュール等の面倒な部分を全部旅行会社に任せられるけど、自由に組み替えることができない”パッケージ旅行”のようなものだという類推には納得感がありました。

たぐち
たぐち

なるほどなぁ~。そんなこと考えたこともなかった!

みなと君はこのような類推をしながら、脳のリソースをあまり使わないようにしながら新しいことを効率よくインプットしているとのことです。

この考え方も、元はと言えば「F太郎」の”数少ないパッケージに無数の要素を組み合わせることで、無数の事柄を効率よく覚える”という発想に由来するのかも知れません。

類推で物事を考える

今回、みなと君の話を聞いて、日常的に類推を取り入れるのは面白いし、考えを深めるのに効率が良いと感じました。

知らなかったことを見聞きしたときに、見聞きしたままの内容をインプットするよりも、「何と似ているか、どの辺が違うか」という視点を持って見聞きするほうが多面的に物事を捉えられそうです。

自分自身にも取り入れてみようと思いました。

 

今回と同じテーマで、京大卒社会人の友人に自分が育った家庭の教育について、また自分が子育てをする立場になってどういう教育をしているか、インタビューして投稿します。

他のメンバーの話も読んでみてください。

我が家の教育
「我が家の教育」の記事一覧です。

また、今回話してくれたみなと君にもいろんなテーマでインタビューしていきます。

みなと君の記事一覧はこちら。

みなとのインタビュー記事
「みなと」の記事一覧です。

今後も京大卒社会人の友人にインタビューして、皆さんにも役立つと思う内容を投稿します。

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それではまた!

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