慣れない会長職を経験し感じたこと【自分の糧になっている活動】

社会人

こんにちは、たぐちです。

「京大卒社会人にインタビューする企画」第1弾テーマ『自分の糧になっている学生時代の活動』です。

今回答えてくれたのは京大理系大学院博士課程卒のMKです。

MKはもともと人前に立ってまとめるタイプではありませんが、投票で選ばれてサークルの会長を務めました。

誰しも得意不得意があると思いますが、自分が得意ではないものをやってみるべきかどうかを判断する上で参考になると思います。

自分の性格や特性に置き換えて読んでみてください。

士気がばらばらのチームをまとめる難しさを感じた

たぐち
たぐち

今の自分の糧になっている学生時代の活動って何?

MK
MK

やっぱり会長やってたことかなぁ。今までそういう立場になることなかったから良い経験だったと思う。

MKは僕と一緒に所属していたサークルで会長を務め、運営メンバー約30人をまとめながら率いてくれました。

MKは「元々率先してリーダーを務めるタイプではない」とのことで、そのような立場になることは初めての経験だったそうです。

そのため、それまでに経験したことのなかった苦労をしていたとのこと。

例えば、士気がバラバラなチームをまとめるということです。

大学生のサークル活動なので、仕事のように契約を結んでいるわけではなく、絶対にやらないといけないわけではありません。

メンバーの中には「ただ友達に誘われた」とか、「先輩に勧誘された」とか、「楽しそうだ」という理由でなんとなく所属している人もいました。

一方、「より良いサークルにしたい」とか、「参加者が楽しいと思えるサークルにしたい」とか、強い思いを持って運営しているメンバーもいました。

このように、人それぞれモチベーションが異なるチームを1つにまとめるのがMKの仕事でした。

積極的に参加してくれるメンバーだけで物事を進められるならラクですが、それだと他のメンバーが置いてけぼりになってしまう、という問題が発生します。

モチベーションが低い人にもある程度の役割を与えることで、当事者意識を持ってもらう必要があります。

たぐち
たぐち

会社でも似たような状況がありそう!

 

MKは「うまくまとめられたとは思っていない」と言っていましたが、「なんとか形にすることはできたと思う」とも言っていました。

それまで経験したことがない役割でしたが、「全く出来ないわけではない」と感じられたとのこと。

今では、人をまとめる立場を務めることも、「どうにかできる」という感覚はあるようで、これは会長の経験あってのものです。

正解のない議論を重ねる難しさを感じた

たぐち
たぐち

リーダーみたいなの初めてやったんや!それは大変やったな!

MK
MK

そうやな。サークルの運営方針決めるとか、正解がない話をずっと議論したのも苦労した記憶がある。

日本の学校教育では”正解のある問題”に取り組むことが多いです。

しかしながら社会に出ると、”正解のない問題”、”正解があるかどうかも分からない問題”ばかりです。

サークルの運営でも同様に、”正解のない議論”を延々と重ねることがあり、MKはその議論をまとめていました。

例えば、「サークルの運営方針を決める」という会議です。

1年間その運営方針から外れないように日々の活動を行うことになるので、重要と言えば重要です。

しかし、人それぞれ価値観も違うし、サークルへの取り組み方も違います。また、運営メンバーだけの話ではなく、サークル会員全体のことを考える必要があります。

スポーツに真剣に取り組みたくて所属している会員もいるし、遊ぶ友達を作るため、交際相手を探すため、なんとなく・・・これらのバランスも含めて人それぞれです。

全員が納得できる運営方針なんてありえないので、「何を優先して何を切り捨てるか」等を考えていく必要があります。

そのようなファシリテーション能力が問われる議論において、当時不慣れだったMKは会議の前日に憂鬱になるほど苦労していたそうです。

今となっては仕事を通じてノウハウやコツを学ぶ機会もあって、多少は上手くやれるかもしれませんが、当時はメンバー全員が不慣れだったので誰がやっても難しい立場だったと思います。

 

たぐち
たぐち

ちなみにどうやって議論まとめられるようになったの?

MK
MK

これといって明確なやりかたは無いから、慣れただけなんかなぁ~。

 

たぐち
たぐち

日々小さい試行錯誤を繰り返してたってことなんかな!

 

やり方に向き不向きがあることを実感できた

たぐち
たぐち

思い返すとホントに難しいことやってたんやな。

MK
MK

でも苦労しただけではなくて良い面もあったな。

 

 

会長を務めて苦労した経験の中に、やって良かったことも多くあったようです。

例えば、「自分にもリーダーが務められる」と感じられたことや、チームメンバーや議論をまとめることを体感できたこと。

それだけでなく、「人によってやり方が違ってもいいということを実感できた」こともあるようです。

MKの1つ先輩の元会長の方は、行動で示して引っ張っていくタイプでした。

誰よりも行動しながら周りのメンバーにも声をかけるので、「ついて行こう」と思わせるのが上手かった印象があります。

一方、その先輩は自分が行動する立場ではないときに、後輩たちを言葉で導くことは得意ではありませんでした。

対照的に、MKは行動で示して導くタイプではありませんでしたが、言葉で導くのは比較的上手くやれていました

僕も一緒にサークル運営をしていて、MKが見てくれているなら悪くはならないだろうという安心感を感じていました。

対照的な性格の先輩と同じ立場を経験してたことで、人それぞれのやり方があって、自分のやり方をやればいいと気づけたと話してくれました。

茨の道を選んだ方が、苦労はするが得るものは大きい

今回MKの話を聞いて、同じ空間を共にしながらも僕よりも濃い時間を過ごしていたんだなと感じました。

僕が”自分の意見をどうやって通すか”だけを考えていたときに、MKは自分の意見だけでなくメンバー全体の士気と議論の落とし所を考えながら試行錯誤を繰り返していました。

リーダーや責任者を務めるのは大変なので、敬遠する人も多いと思います。

それは、単に面倒くさがりというわけではなくて、自分の時間を他のものに使いたい場合もあります。また、ストレスを小さくして日々を楽しみたいと考える価値観も良いものだと思います。

しかし、余裕があったり早めに成長したいと思ったり、またどうせ同じ時間を拘束されるのであれば、何かしらの役割を担当するほうが得るものが多いと感じました。

僕も普段仕事をしていて、ただ単に参加しているだけの会議や主体的に取り組めていない退屈な仕事がまだまだあります。少しでも自分にとってプラスになる時間に変えられるように考え続けたいと思いました。

今後も考え方や性格の違うメンバーにインタビューをして、それぞれの価値観を聞いて、皆さんにも役立つと思う内容を投稿していきたいと思います。

今回と同じテーマで『自分の糧になっている学生時代の活動』を色んなタイプの友人にインタビューしています。

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自分の糧になっている学生時代の活動
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それではまた!

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