主体的に取り組める研修とは

社会人

こんにちは。たぐちです。

「京大卒社会人の友人にインタビューする企画」第9弾テーマ『仕事での失敗談』。

今回話してくれたのは京大理系大学院博士課程卒で、現在大手メーカーに勤めているMKです。

MKは社内で研修を受けた際に感じたことを話してくれました。

研修を受ける側としての研修の捉え方だけでなく、研修や教育を与える側の視点でも考えるべきところがあると思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。

社内研修にいい加減な姿勢で臨んでしまう

たぐち
たぐち

仕事での失敗談って何かある?

MK
MK

会社の研修が時々あるんやけど、無意識のうちにいい加減な姿勢で取り組んでるって気づいて反省したことはあるな。

会社によって研修の充実度は違いますが、多くの会社で新入社員研修や職場ごと・階級ごとの研修が行われていると思います。

特に大企業であれば研修が充実していて、階級ごとに細かく分けられた研修が定期的に行われる印象があります。

皆さんは研修って好きですか?

僕はめんどくさくて好きではありません。

MKも研修がめんどくさいと思っていたとのことです。

MKが入社3年目の時、同期全体を対象として社内研修が行われたそうです。

また、その研修では事後課題として、研修で学んだことを職場に持ち帰って実践した結果を報告する必要がありました。

MKはその課題をやる意味が分からず、やりたくないと思っていたようです。

しかしながら、流石にやらないといけないので課題は提出したとのこと。

「力を入れてしっかりやった」というわけではなく、「最低限必要なレベルでやって合格点ぐらいを狙いにいった」そうです。

モチベーションも低かったため、事後課題が完成したのは締切当日になりました。

提出するに当たって自分の上司に見せる必要があったので、MKは「こういう内容で提出します」と上司に報告に行きました。

すると上司から「これって上司のフィードバックを元に修正して練った内容を提出するべきものではないの?」と言われて焦ったようです。

どの程度上司とすり合わせたものを提出するべきなのか、ちゃんと確認していませんでした。

その時、「所詮研修の課題だからある程度やっていればいいだろう」と思い込んで取り組んでいたことに気づきました。

結果的には、特に問題はなかったそうですが、「いい加減に取り組んでしまっていた」と反省したそうです。

社内研修は、自分にとって必要な勉強をする環境を会社が用意してくれて、また勉強している時間も給料を払ってくれるという恵まれた状況です。

にもかかわらず、やっつけ仕事で取り組んでしまったのは良くなかったと反省したとのことでした。

研修に主体的に取り組むことは難しい

たぐち
たぐち

確かに、給料もらいながら勉強させてもらえるって恵まれてるんだよね。

MK
MK

そうやんな。でもだからといって前のめりになって研修に取り組めるかっていうと難しいんよな。

MKはそれ以降、「研修はしっかりと主体的に取り組まないといけない」と考えているようです。

とは言え、「めんどくさい」とか「何の意味があるのかわからない」と感じる部分が解消されているわけではないため、”主体的に取り組むことの難しさ”を感じているとのこと。

僕の経験も踏まえて少しだけ会話をしてみました。

僕は直近受けた会社の研修が「とても面白かった」と感じました。

その研修は、”コーチングを教える”仕事もやっている社外講師がマネジメントについて教えてくれる研修でした。

一方的に内容を教えるわけではなく、時々時間を取って意見を求め、フィードバックをしていました。

受講生から出た意見に対して肯定的に解釈しながら補足をしたり、説明がわかりにくい時は補足を求めたりと、自身のコーチングを教えるスキルを存分に発揮しながら講義をしてくれました

その中で”傾聴”についての解説をしてくれたんですが、”傾聴”とは何かという内容を全て実践しながら講義をしていたため、非常に説得力がありました

普段はあまり発言をしない僕の同期も積極的に発言していたり、”参加者全体が主体的に取り組める雰囲気作り”を実践していて、とても感心しました。

この研修に関して、僕は当初全く期待していなかったのですが、思ったよりも収穫があり、面白いと思いました

今回のように、「受けて良かった」と思えるような研修を経験すると、以降の研修にも主体的に取り組めるかもしれません。

しかし今のところMKは受けて良かったと思えるようなものは無いとのことで、なかなか難しいと思いました。

受講者が主体的に取り組む研修の形とは

たぐち
たぐち

どういう研修やったら、もっと主体的に受けられるようになると思う?

MK
MK

例えば、学んだことを生かせる場があればいいかもな。

他にもMKと僕で、研修について考えてみました。

そもそも、企画側が研修を用意する理由を考えてみました。

社員にとって必要最低限の知識を、社員全体が習得する場を作っておく必要があるのは理解できます。

一方、”研修をすること自体が目的になってしまっている”のではないかとも感じます。

部署が人材育成や人材開発をする部署で、その手段が”研修”や”面談”しかない場合も考えられます。

そうなってしまっていると「研修を行わない」という選択肢がないので、受ける側が必要性を感じない研修になってしまうのではないかとMKは話してくれました。

これについては僕も同意するところがあって、社員の育成や教育、知識をつけることが目的であれば集合研修以外の選択肢がもっとあって良いと思っています。

それも踏まえて、どういう形式が良いか考えてみました。

個人的には選択肢を与えることでより主体的に研修に臨むことができると思っています。

例えば講座がいくつもあって、その中から選択して自ら申し込む形式がいいと思います。

昇給や昇格の要件に一定数の講座を受けることを入れておくことで多くの人が受講するし、主体性が出ると思いました。

また集合研修受講を1つの選択肢として、他の選択肢も用意するべきだと思います。

例えば”若手社員向けの財務研修”のようなものは、基本的な財務の知識を既に持っている人からすると、初心者向けの内容で退屈なものになってしまいます。

そこで例えば「当社の財務状況を確認し、現状の解釈とそれを踏まえた改善策を考え1万字以内で論じよ」という論文形式の課題を与える方が、主体的に取り組める可能性もあります。

この案はただのジャストアイデアですが、ある程度の知識がある人が”より主体的に取り組める仕組み”や”自ら考えることができる仕組み”を作るべきではないかと考えました。

教育する側と教育される側の意識の差異

今回、MKと話したのは研修の話ですが、あらゆる分野における”教育する側と教育される側の意識の差異”の話でもあります。

「熱心に教えてるのに真面目に勉強してくれない」と感じる教育者も多いと思います。

両者にとってより良い形を模索し続けることが重要だと思います。

研修への向き合い方について、意見をお持ちの方はコメントお待ちしております。

 

今回と同じテーマで他のメンバーにも「仕事での失敗談」をインタビューしていますので、合わせて読んでみてください。

仕事での失敗談
「仕事での失敗談」の記事一覧です。

今回インタビューに答えてくれたMKの記事一覧はこちら。

mkのインタビュー記事
「mk」の記事一覧です。

今後も京大卒社会人の友人にインタビューして、皆さんにも役立つと思う内容を投稿していきます。

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それではまた!

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