【学校教育の課題】実力に合った教育が提供されにくいシステム

育児・教育

こんにちは。たぐちです。

「京大卒社会人にインタビューしてみる企画」第8弾のテーマ日本の教育について思うこと

今回答えてくれたのは京大理系大学院卒のかわだ君です。

かわだ君は学生時代に塾でアルバイトをしていたこともあり、教育について考えていることが多いようで、日本教育に感じる問題点をいくつか話してくれました。

これらを改善しようとすると教育関係者や政治家の仕事になってしまいますが、こういう課題があるということを認識した上で家庭での教育に生かしていきたいと思います。

そういう意味では多くの人に役に立つ内容と思いますので最後まで読んでみてください。

社会で必要な考え方が身に付かない教育システム

 

たぐち
たぐち

日本の教育について思うことってある?

かわだ
かわだ

いろいろありますが「真面目で言うことを聞く人を育てるシステム」になってると思うんですけど、真面目なだけだと社会にあまり求められない気がするんですよ。

たぐち
たぐち

何かそう感じたことがあったの?

かわだ
かわだ

真面目にやってるだけだと就活の時に「がくちか」言えないじゃないですか!

就職活動の面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問「学生の時に力を入れて取り組んだことを教えてください」。

これには個性が出るし、取り組み方を通して自分の考え方も伝えられます。

そのため企業としては学生のことをよく知れる質問であり、学生としては個人のPRできる場でもあります。

真面目にやるべきことをしっかりとやることは大切ではありますが、真面目にやっているだけだと自分をPRすることも個性を伝えることもできません

かわだ君の考えとしては、日本の学校教育においては「教師の言うことを聞いて真面目に取り組む学生」を育てようとしています

例えば宿題はやってこないだけで怒られて評価が下がります。

たぐち
たぐち

それって教育する上では仕方ないことかなと思うんだけど、どうしたらいいの?

かわだ
かわだ

宿題をただやらないことが悪いことではなくて、問題は他にあると思うんですよ。

例えば宿題をやらない子は「宿題の重要性」を感じていないことがあります。

その場合は本人が悪いと言うよりも、意味のない宿題を出している教師が悪かったり、「宿題の重要性」を正確に伝えられていない教師が悪いと考えられます。

もしその重要性をちゃんと伝えていたとしても宿題をやらないのであれば、その場合は本人にとって他にやりたいことがあったりします。

そういう場合はやりたくない宿題を嫌々やるよりも、やりたいことに熱中している方が、楽しみながら能力を伸ばすことができます。

しかしながら「宿題は必ずやるべきだ」と言う価値観で生徒を評価し、導いているという点に問題があるとかわだ君は考えていました。

たぐち
たぐち

なるほど。確かに、言われてみるとそうだな。

生徒のレベルに合った教育が提供されないシステム

たぐち
たぐち

他に教育について思うことある?

かわだ
かわだ

自分の実力に合った教育を受けるべきだと思うんですけど、そうなりにくい構造になってると思うんですよ。

勉強って頑張ってやってみて理解できたら楽しいけど、どれだけ頑張っても理解できなければつまらないし嫌になりますよね。

逆に、どれだけわかりやすい説明だとしても、もう十分理解していることは退屈に思います。

そういう意味で、自分の理解度に合わせた教育を受けるのが1番効率がいいです。

現代の日本の学校教育では大半が集団授業なので、そこまで個別に対応することはできていません。

たぐち
たぐち

その辺は学校とかクラスのレベルである程度分かれてるんじゃないのかな?

かわだ
かわだ

ある程度は分かれてますが、その学校やクラスを決めるのって、テスト一発勝負で各科目の合計点だけで決まるので、実力を反映しきれていないと思います。

かわだ君自身の経験として、高校3年生に上がる時に入りたかった1番上のクラスに入ることができなかったことがあるそうです。

実力テストでは十分そのクラスに入れる順位を取っていたのですが、クラス分けの基準が定期テストで決まっていたため入れなかったとのこと。

ここは実体験として「おかしい」と感じたそうです。

1番上のクラスに入った一部の人は、直近の授業で習った内容を丸暗記して定期テストの点数を上げていたそうです。

結局その人たちは授業についていくことができず、せっかく上のクラスに入っても、その環境を十分に生かしきれなかったとのこと。

また自分に合ったクラスだとしても、得意な科目と苦手な科目があるし、同じ科目の中でもこの分野は得意だけどこっちはよくわからない、といったこともあると思います。

例えば同じ数学でも、「図形問題は得意だけど証明問題は苦手」みたいに。

理想的には、一つ一つの分野の理解度をチェックしながら理解度が十分なところはどんどん先に進み、不十分なところは時間をかけてゆっくりと進める、と言う対応ができるのが理想だろうと考えているようでした。

現代ではまだこのような対応はできていないかもしれませんが、スタディサプリatama plusのようにAIを活用して個人の理解度に合った学習が広がっていけばより良くなっていくと感じました。

本当に教育が必要な人に教育できない雰囲気

たぐち
たぐち

丸暗記で上のクラスに入った人って確かに苦労してたような気がするな。

かわだ
かわだ

それって授業のレベルだけではなくて質問のしやすさって意味でも良くないと思うんですよ。

日本人は特に、授業中に質問して分からないことを聞くのが苦手な人が多いです。

その中で、よく質問をする人は成績の良い人ばかりではないでしょうか。

逆に、その集団の中で比較的成績の悪い人は分からないところが多いからこそ成績が悪いはずなのに、質問しない人が多いです。

本来もっと質問させるべき人が質問しにくい雰囲気があるということになります。

これには「心理的安全性」が影響していると考えられます。

「その集団の誰もが分かっていること」を自分が分からないからといって、手を挙げて質問するのは心理的ハードルが高いです。

一方、成績の良い人は「自分が分からないのであれば他の人もわかっていない可能性が高い」と考えることができるので、抵抗を感じることなく質問することができます。

そういう意味でも自分の実力にあった集団に身を置くのは大事なことだと思います。

 

今回の話は「言われてみると納得するけれど、今まで自分で考えたことがない」と感じることばかりだったのでとても参考になりました。

教育システムの課題・問題を解決してほしいという思いはありますが、そこは教育界の方に任せて、「こういう問題を抱える日本での家庭教育はどうあるべきか」ということを考えていきたいと思います。

今日のまとめ ~かわだの感じている「日本の学校教育の問題点」~

①真面目に言うことを聞く人を育てるシステムになっている

②生徒のレベルに合った教育が提供されにくいシステムになっている

③本当に教育が必要な人に教育できない雰囲気がある

教育に関するインタビュー内容は『京大合格につながったエピソード』『幼少期にハマった遊び』などのテーマで投稿しています。

合わせて読んでみて下さい。

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今後も、育児・教育や仕事に役に立つ話を毎日投稿していきます。

それではまた!

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