【仕事で学んだこと】議論で説得するだけでなく気持ちに寄り添う【なおき】

社会人

こんにちは。たぐちです。

「友人の京大卒社会人にインタビューしてみた企画」第5弾テーマ『多くの人にも役立つと思う自分が仕事で学んだこと』。

今回話してくれたのは京大理系学部卒、現在は自動車メーカーで開発の仕事をしているなおき君です。

なおき君は効率を追い求めるのが好きだったり、最適解を出すのが得意なタイプです。

https://furaben.com/no-optimal-solution/

そんななおき君から見て、一見非効率なように見えるけど実はこっちの方が早かったと感じた内容を話してくれました。

大企業のような大きな組織あるあるで立ち回るヒントになると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

みんなから好かれる職場の師匠

たぐち
たぐち

仕事で勉強になったなぁ~って思うことある?あったら教えて!

なおき
なおき

俺にとって師匠みたいな人がいたんだけど、その人の仕事の仕方が参考になったなぁ~

たぐち
たぐち

どんな感じだったの?

なおき
なおき

周りの全員の意見をちゃんと聞いてて非効率に見えるんだけど、その対応で味方を増やしていく感じ!

なおき君が新入社員で配属された部署に、なおき君が”師匠”と呼んでいるベテラン社員がいました。

師匠は60歳前後くらいの方で、社内のいろんな部署を渡り歩いてきた経験があり、どこの部署の社員からも頼りにされて好かれている人でした。

なおき君は入社してしばらくした頃、師匠と一緒にあるプロジェクトに任命され、その仕事ぶりを見ていました。

なおき君の会社の文化として、”専門の人に全部任せてしまう訳ではなく、専門外だとしても自分の意見を主張しよう”という雰囲気があるそうです。

その文化には、「先入観のない新しいアイデアが生まれる」といったメリットがあります。

一方で、「専門外の人が全く的外れなことを言い出してめんどくさいことが多い」というデメリットもあるようです。

なおき君としては、そういう専門外の意見は無視して、各部署の専門の範囲で考えられた意見を元に仕事を進めたいと思っていました。

一方、師匠はどの部署のどの意見もしっかり聞いていて、それを見たなおき君は当初、「非効率でめんどくさい仕事の仕方してるなぁ」と感じたそうです。

真摯な対応で人を動かす師匠

 

たぐち
たぐち

なおき君とはぜんぜん違うタイプだね笑

なおき
なおき

そうそう。だからこそ最初は「非効率で無駄なことしてる」と思ってたんだけど、だんだんそのやり方の良さが分かってきたんだよ!

師匠は部署内外の人から言われたことを否定せずにちゃんと議事録に残し、その発言を受けて実際に行動に移していました。

例えば、「こういう形状にしたらいいじゃない?」と言われたら、試作するところまではやらないまでも、解析モデルを作って計算するところまではやっていたようです。

その上で「ご提案のとおりにやってみたんですけど、このようなデメリットがあってうまくいきませんでした・・・」という回答を後から伝えていました。

師匠は全員が言うことにちゃんと対応するので、仕事量が増えてしまっていつも忙しそうにしていたようです。

そういうデメリットはある一方で、案を出した人は「自分の意見をちゃんと聞いてちゃんと対応してくれた」と感じて、それ以降は主体的に協力してくれるようになっていました。

例えばなおき君の職場に、口は出すのに詳しい解析内容をあまり開示してくれず、結論だけしか教えてくれない部署の人がいました。

「解析内容が詳しく分かればこちらとしても色々と考えられるのに・・・」という場面が多いそうです。

そういう人に対して師匠がちゃんと対応すると、解析内容を開示して一緒に考えてくれるようになりました。

おそらく、「自分が言った案にちゃんと対応してくれたからなぁ」とか「あれ、思ってた結果になってないのは何でだろう?」とか考えてくれて、「こちらもちゃんと対応しよう」と思ってくれたんだと思います。

時間はかかるけど多くの人の協力を得ることができて、うまく仕事を進めている師匠を見て「結果的にこっちの方が早く進む」と感じたと話してくれました。

実際に業務に取り入れてみた

たぐち
たぐち

実際にやってみてどうだった?

なおき
なおき

円滑に進むようになってきたし、変な意見を出されてもイライラすることがなくなったよ!

なおき
なおき

一度やってみてダメだったという結果を出すことで、意見を出した人もすっきりするから次に進みやすいしね!

師匠の仕事のやり方を学んでから、周りの人の意見に真摯に対応するやり方を自分の仕事にも取り入れているようです。

それまでは「うまくいくわけない」と思って無視してきた意見に対して、ちゃんと検証をするようになったので、検証にかかる時間は長くなりました。

それでも、真摯に対応することで、周囲の反応が変わってきた分、仕事が円滑に進むようになってきたのを感じているとのことです。

検証結果や改善に向けての相談にも前のめりに聞いてくれるようになったし、仕事を通して他部署の人と仲良くなれるようになったそうです。

それに加えて、いろんな組織にいると思いますが”評論家”のように口だけ出してくるタイプの人にも、「あなたの言ったとおりにやった結果、こうなりました。」と伝えることで、”プレーヤー”に引きずりこめるというメリットも感じていました。

理想的には、必要最小限の確度の高い検証だけを行って、その結果を元に判断するのが効率が良いです。

ただし、大きな組織になるほどそのような理想的な業務の進め方は難しくなるので、一見非効率でも周りを味方にしながら進めるやり方が良いと気づいたと話してくれました。

僕の会社でも、少なからず似たような状況にあると思うので、真似して取り入れてみたいと思います。

チームビルディングの観点から分析

ビジネス界で良く知られているチームビルディングの理論に、タックマンモデルという理論があります。東洋経済ONLINE 仕事ができる人は「正しい衝突」が超得意!

この理論では、チームが形成される過程は、形成期、混乱期、統一期、機能機、と推移します。

チームの意見がぶつかり合う混乱期は避けることができないので、この混乱期を短く禍根を残さず乗り越えていくことが自律的なチームを作り上げる鍵になるそうです。

逆に、この混乱期を無くそうと上から無理やり押さえつけてしまうと、かえってチームの溝が広がり協調して動けなくなるそうです。

この混乱期を乗り越える方法の一つに、「感情的にならずにお互いを尊重したフィードバックをする」というものがあります。

もしかしたら、なおき君の”師匠”はこの「お互いを尊重したフィードバック」を行うことで混乱期を乗り切っていたのかもしれません。

まとめ

なおき君の師匠が周囲の全員に真摯に対応する戦略を取っていたのは打算的にやっていたわけではないと思うとなおき君は言っていました。

師匠の性格に合うやり方を長年やってきた結果、仕事がうまく進むことに気づいて継続していたんだろうとのこと。

一方、師匠の仕事の進め方は、なおき君の性格からすると”苦手な戦略”とのことです。

どちらかというと感情を抜きにして効率を追い求めたいタイプです。

それでも、自分にとって苦手な戦略の良いところを素直に認めて取り入れている姿勢が良いと感じました。

僕は今まで色々と工夫をしてきて今の仕事のやり方にたどり着いたと思っていますが、より良い形を目指して周りの人の仕事のやり方を観察してみようと思いました

あなもの周りの人の仕事の仕方を観察してみたら、新しい気付きがあるかもしれませんよ?

 

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