意見の合わない上司にも自分の意見を通せるようになった

社会人

こんにちは。たぐちです。

今年の元旦から始まった京大卒の友人にインタビューしてみる企画の第三弾テーマ『社会人になって一番苦労したこと』です。

今回答えてくれたのは京大文系学部卒で、現在テレビ局のディレクターをしているあさやんです。

あさやんは上司との付き合い方、人間関係について話してくれました。

アドラー心理学では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とまで言われており、多くの人にとって役に立つ内容だと思います。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」とアドラーは言った。
『嫌われる勇気』200万部突破を記念して、著者2人による全国9ヵ所のトークイベント開催中!そこで改めて同書が説くアドラーの教えをじっくり考えるため、本文の重要箇所を抜粋して特別公開する。今回は「すべての悩みは対人関係の悩みである」とするアドラーの教えについて。

ぜひ最後まで読んでみてください。

テレビ番組に必要なのは教養か娯楽か

たぐち
たぐち

社会人になってから一番苦労したことって何?

あさやん
あさやん

上司と考えが合わん時期があって、結構苦労したなぁ。

たぐち
たぐち

例えばどんな感じなの?

あさやん
あさやん

上司がおもしろいと思うのは”役に立つ情報”で、俺は”変わったこと”とか、”誰もやったことないことをやっている人”とか”楽しそうなこと”、”愉快なこと”をおもしろいと思ってて…とか。。。

あさやんは入社1年目のときの上司と考え方が合わずに苦労していた話をしてくれました。

テレビ番組の内容を考える時、あさやんの上司は「視聴者に教養がつく番組を作るべき」と考えていました。

そのため、お金をかけて番組を制作して放送するだけの価値を提供できるのかということを常に気にしていて、あさやんに対してもそのようなことをよく伝えていました。

一方、あさやんとしては”テレビ番組は娯楽である”という考え方でした。

上司の言うように教養が身につくことの価値は認めつつも、それだけでなく「知識を得るにしても面白いほうが身につきやすいんだから、愉快さや楽しさを優先するべきだ」と考えていたようです。

素人の僕からするとどちらの意見も正しいように思います。

実際にどちらが正しいという答えがあるわけではなく、だからこそお互いに意見が揃うことがなく、性格が合わずに苦労したと話してくれました。

当時はあさやんが「面白い」「いい企画」と思える内容でも、上司からしたら「面白いとは思えない」「良くない企画」という判断になってしまい、自分の企画を通すことができなかったそうです。

その時あさやんは「自分の言っていることは間違っていない」「なんでこちらの考えを理解してくれないんだ」と不満に思っていたとのこと。

そのため、どうにかして自分にとって「面白い」と思う企画を通すことに意地になっていたのだといいます。

時には、「あなたの言っていることに理解はできますが、納得はできないです」なんて挑戦的なことを言ってみたり。。。

その結果、上司は一向に理解してくれず、何の進展もないまま自分の案が却下され続けるという状況に陥っていました。

たぐち
たぐち

おぉ・・・これは辛いな。どれだけ頑張っても何の成果にもならないやつや。

相手の求めるものを満たしながら自分の意見を通す

たぐち
たぐち

当時は大変だったんだね。どうやって解決したの?

あさやん
あさやん

だんだん慣れてきて、相手の主張も満たしながら進めるゲームみたいに思えるようになったわ。

あさやんは仕事をしていく中で徐々にうまくいくやり方が分かってきたそうです。

当初は自分の意見を通すことばかり考えていましたが、それだけでは上司と衝突したまま平行線でした。

「おもしろいは人によって違う」、そんなともすると単純なことに気づいたんです。

そこで、相手が何故NGを出してくるのかの理由をしっかり考えるようになりました。

それをクリアした上で、自分なりのおもしろさを追求していくように舵を切ったそうです。

単に言葉として伝えてくる理由だけでなく、その言葉の裏にある本質的な理由も考えていたとのこと。

その本質を掴めるようになってからは、相手が要求するレベルを最低限以上はクリアしつつ、その上で自分が「面白い」と思える企画案を出すようになりました。

結果的に、上司はNGを出す理由が無いので案が通りやすくなったとのこと。

たぐち
たぐち

その本質的な理由ってなんだったの?

あさやん
あさやん

その人の場合は子どもの頃のトラウマが原因で、否定されることが嫌な性格やったんよ。

だから相手の主張を肯定しながらこちらの意見を主張したら通るようになったわ!

たぐち
たぐち

そんなところが本質やったんや!それってどうやって気づいたの??

あさやん
あさやん

飲み会でそれとな~く聞き出した。笑

あさやんの上司は子どもの頃、厳しい家庭に育ち、自分の意見を聞いてもらえないことが多かったそうです。

自分の意見を言っても、聞き入れてもらえないことが多く、それがとても辛かったという経験を強く心に刻んでいました。

「あの時、本当は自分は間違っていなかったはずだ」ということを40歳を超えた今でも詳細に覚えているほどでした。

その経験がトラウマになっていて、自分の主張を否定されるとつい自分の主張の正当性を強く主張してしまって、相手の意見を聞けなくなってしまっていました。

その話を聞いてからあさやんは、上司の意見を肯定しつつもそれを踏まえて自分の意見を主張するようになり、仕事がうまくいくようになったそうです。

たぐち
たぐち

そこまでの本質にたどり着けるのはすごいな。。。

裁量が大きいほど周囲と衝突しやすい

たぐち
たぐち

そもそも、そこまで自分の考えを主張できるのすごいよね。

あさやん
あさやん

うちの会社の文化で、若いうちからある程度の裁量を与えてくれるんよね。でもだからこそ上司と衝突してたんやと思う。

業務において自分自身に与えられる裁量が大きいということは、すなわち自分に課せられる責任が大きいこととセットです。

仕事の失敗を人のせいにすることができないため、当然結果にこだわるようになります。

あさやんの場合も、自分で作った番組の視聴率が取れなければ自分の責任になるので、上司の意見を単に受け入れて上司の言うとおりの番組を作るということは嫌だったようです。

そういう背景もあって自分が「面白い」と思えるものを作りたいと強く思い、上司と衝突していたとのこと。

このような状況は、与えられる裁量が大きいほど起こりやすい構造になっているように思います。

そして、仕事ができるようになり出世したり信頼されるようになってくるほど、より大きな裁量を与えられるようになってきます。

すなわち、進歩するほど周囲の人と衝突しやすいとも言えると思います。

そういう意味では、今のところ周囲の人との人間関係が良好な人も、いずれ衝突ばかりする状況になる可能性があります。

解決策は一つではないと思いますが、今回のあさやんのように、相手の価値観の本質を理解するという考え方を選択肢の一つとして持っておくことは重要だと思いました。

是非、「なぜそんなことを言うのか。何故そんな考え方なのか」を1歩踏み込んで考えてみてください。

 

今回と同様に「社会人になって一番苦労したこと」というテーマで他のメンバーにもインタビューしています。

こちらも合わせて読んでみてください。

社会人になって一番苦労したこと
「社会人になって一番苦労したこと」の記事一覧です。

また、今回インタビューに応えてくれたあさやんの記事一覧はこちら。

あさやんのインタビュー記事
「あさやん」の記事一覧です。

今後も京大卒社会人の友人にインタビューして、皆さんの役に立つと思う内容を投稿していきます。

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それではまた!

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